2020年12月15日火曜日

前穂高岳東壁Ⅳ峰正面壁『松高ルート』


日程:2020/12/5-6

参加者:ワダ、シオガイ、スミ



多分こんな感じのライン


1p-シオガイ

取りつき分かりにくすぎ。

奥又白から少し登り、どう考えても雪崩地形を30分トラバース。

D沢から高度を稼ぎ、右側の岩稜へ乗り上げ、そのさらに右に少しトラバースしてルンゼ状の中心付近からクライムオン。

クライミング自体は硬雪と草付き(凍)で快適な感じ。


2p-シオガイ

左の岩稜へ乗り上げ、そこから右上していく。岩登りチックになってきた。





3p-シオガイ

右上、後、右上。

岩登りな感じ。凍った草付きも適宜あり、d(^_^o)

豊富な残地が手掛かりになるとはいえ、夜明け前のクライミングとしては、ここまでかなり複雑なライン取り。

夏に登った経験のあるシオガイさん頼りな感じになった。






4p-ワダ

核心の松高ハングと本当の核心と噂のハング上の凹角のピッチ。

若干の逡巡と断続的な歓声とうめき声、後、ビレイ解除のコール。

私といえば松高ハングはフリーで超えたものの凹角で失意のA0

トホホ。




5p-スミ

トポ上の5.6pをリンク。

少し直上して右の岩稜を乗越し、緩傾斜帯まで直上。

長くて適度な負荷で露出感が高くて、つまり、キモチィ。

お日様もおいでなすって暑いくらいの晴天でサイコゥ(もっと寒かったらなお良い)。







D沢を半分下った後、C沢に移ってさらに下り、行きのトレースに合流。一箇所悪い部分があったが、ロープは出さなかった。今回の積雪だと、このラインの下降が1番楽だったと思う。



坂巻温泉〜上高地の歩きが嫌いです。

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