2019年11月30日土曜日

小豆島の拇岳ダイレクトルートを登った

日程:10/4-6
参加者:タムラ、アンドウ、スミ

赤いクラックルート、拇岳ダイレクトルートを登りに小豆島へ。
 

10/4
1:00神戸港発に乗船。新日本海フェリーに比べると見劣りする。早い者勝ちで良い寝床から埋まっていく。ゲーセンコーナーに安住を見出し就寝。



10/5
夜明けの瀬戸内海は美しかった。船のデッキにキモいモニュメントがあり、面食らう。調べると香川県のマスコット?らしい。普通にキモい。

拇岳ダイレクトルートを登りに行く。
▲顕著な岩塔が拇岳


1p目(5.8)20m:タムラリード
取りつき脇に慰霊碑があり迷わない。顕著な凹角を登る。このピッチ以降は瀬戸内海をバックに開放的で気持ちいいクライミングになる。
▲1p目

2p目(5.9)15m:アンドウリード
普通のフェイス。30cm四方のガバフレークが浮いており、気を遣う。最後の数手が少し悪かった。

3p目(5.10b)30m:スミリード
出だしはフェイス。その後は延々とレイバックが続く。レイバック区間は少し寝ているのであまりヨレなかった。しかし、レイバック区間の核心で魔が差してRCCに足を乗せてしまい、オールフリーの夢は早くもこの時に絶たれた。あんなA0するくらいなら突っ込んで落ちた方がマシだ。プロテクションは十分だったのだから。最低な気分でTO。弱い。
▲3p目終了点より

4p目(5.11b)30m:スミリード
アンドウがリード権を放棄したため、タムラと再びじゃんけん。私がリード権を勝ち取る。OSを狙う。だが、核心手前でキーホールドと思しき5cmほどの突起に乗ってレストしていると、そのホールドが根こそぎ欠けてしまいあえなくフォール。フォールの影響で指皮が逝った。せめてフリーでTOしようと試みるも、欠けたホールドを中心にムーブを組み立てていたので、全く繋がらない。指皮はベロンチョしているし、シンプルに難しいので、A0することにした。核心部もA0しつつフリーのムーブも探ったが、わからない。5.11bより難しい気がした。とにかく今の私では明らかに修行不足。3p目のようは悔しさはなく、清々しかった。フォローの2人もA0。
▲4p目終了点


5p目(5.8)20m:タムラリード
なんて事のないフェース。5.8もない。拇岳のトップに終了点があり気持ち良い。

拇岳のトップでのんびりして、下山。アプローチ良し、ロケーション良し、ピッチ内容良し(レッジtoレッジ、ピークが終了点)でお手頃ながらも上質なマルチだった。拇岳自体もまだまだ開拓の余地はありそう。
陽が持ちそうだったので、吉田の岩場へ。「トップガン(5.11b)」1本狙いでセッション。私はFL。ダイレクトルートの5.11bの難しさが際立つ。帰り際にキャンプ場で入浴。
夜は堤防でBBQと釣り。アナゴやらフグやら釣って食べる。極めて上質な時間。一生こんな事していたい。
▲アナゴ


10/6
10:30起床。拇岳が美しい。
取り敢えず釣り。フグがよく釣れる。この時に赤いクラックルートの敗退が決まる。ノリで海水浴もしてパリッピーな気分。
12:00になり、適当に昼食。
そして、釣り。

オワリ。

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