2020年8月21日金曜日

矢原川左俣“不動滝(80-90m?)”登攀

日程:2020/08/02

参加者:コサカ(L)、ハヤシ、スミ


当日朝に行き先が決定。

鈴鹿最大の滝らしい。

コサカさんは矢原川不動滝を登るのは2回目らしい。


駐車場にはハイカーがたくさんいた。

ガチャをガチャガチャさせていたら、

「なにそれ〜」

といった感じでおばさんが話しかけてきた。

これは萌。


茶畑に囲まれた美しい回廊を通り、そこにはダニとヒルがたくさんいて、矢原川に入渓。


平凡な河原歩きをこなしていると滝(20m?)を発見。しかも、誰か登っている。

なんと、知り合いのサカイさんとその彼女だった。

しかも少し下で前泊していたらしい。

凄まじいデートだなあと思った。


デートの邪魔をしないようにこの滝は巻いて、不動滝へ。


1p目スミリード 

左岸から右岸へ横断。超ヌルヌルかつプアプロ。我ながらよく行ったと思う。浅効きアングルハーケンタイオフ。時間はかかったがノーテン突破。フォローのハヤシさんはヌルヌルに囚われて踊り狂っていた。フェルトじゃないと登れない。



2p目ハヤシリード

乾いた岩を直上。フリークライミング的な難しさがある。全然効いていないプロテクションで登り切ったハヤシさんは凄い。さすが四段クライマー。ラバーが良い。


3p目コサカリード

右岸から左岸へ横断し、落口直下10mまで直上。ここも出だしがなかなかヌルヌル。その後はダイクに導かれるままに登る。このピッチはライン取りが素晴らしい。私にはこのルートは選択肢にすら入らないように見えたが、登ってみると最適解のルート取りであったと思う。流石、経験が違う。ここはフェルト。


4p目スミリード

ダイクに導かれるままに落口へ。若干恐ろしいムーブもあるが、ここまで登ってきた人間ならまず失敗しないであろう。大変いい気分で終了。ソールはラバーがよろしい。



本来であれば、矢原川左俣を遡行して隣の沢を下降する予定であったが、不動滝の攻略に大変に時間がかかったため、下山。


素晴らしい登攀だった。



センゴクイワ・アゲイン

日程:2020/06/29

参加者:スミ(L)、カトー


先週の千石岩でのクライミングで手応えを感じたので、今回は前傾フェイス(5.11d?)をRPするために来た。

アイボーはカトー。いいやつだ。


TRで試登しムーブはバラした。

イケると思っていた。


夕暮れ時、4回目のRPトライに失敗し、私の右手中指の指皮が完全に裂けてしまった。

「終わりや」

終わりだ。


2ピン目をクリップしてからのデッドで4回落ちた。

最後のトライが一番惜しかったが、決めきれない弱さが露呈した。

弱いっす。


カトーも満足のいくクライミングが出来なかったようで、2人でトボトボと帰洛したのであった。