日程:2020/08/02
参加者:コサカ(L)、ハヤシ、スミ
当日朝に行き先が決定。
鈴鹿最大の滝らしい。
コサカさんは矢原川不動滝を登るのは2回目らしい。
駐車場にはハイカーがたくさんいた。
ガチャをガチャガチャさせていたら、
「なにそれ〜」
といった感じでおばさんが話しかけてきた。
これは萌。
茶畑に囲まれた美しい回廊を通り、そこにはダニとヒルがたくさんいて、矢原川に入渓。
平凡な河原歩きをこなしていると滝(20m?)を発見。しかも、誰か登っている。
なんと、知り合いのサカイさんとその彼女だった。
しかも少し下で前泊していたらしい。
凄まじいデートだなあと思った。
デートの邪魔をしないようにこの滝は巻いて、不動滝へ。
1p目スミリード
左岸から右岸へ横断。超ヌルヌルかつプアプロ。我ながらよく行ったと思う。浅効きアングルハーケンタイオフ。時間はかかったがノーテン突破。フォローのハヤシさんはヌルヌルに囚われて踊り狂っていた。フェルトじゃないと登れない。
2p目ハヤシリード
乾いた岩を直上。フリークライミング的な難しさがある。全然効いていないプロテクションで登り切ったハヤシさんは凄い。さすが四段クライマー。ラバーが良い。
3p目コサカリード
右岸から左岸へ横断し、落口直下10mまで直上。ここも出だしがなかなかヌルヌル。その後はダイクに導かれるままに登る。このピッチはライン取りが素晴らしい。私にはこのルートは選択肢にすら入らないように見えたが、登ってみると最適解のルート取りであったと思う。流石、経験が違う。ここはフェルト。
4p目スミリード
ダイクに導かれるままに落口へ。若干恐ろしいムーブもあるが、ここまで登ってきた人間ならまず失敗しないであろう。大変いい気分で終了。ソールはラバーがよろしい。
本来であれば、矢原川左俣を遡行して隣の沢を下降する予定であったが、不動滝の攻略に大変に時間がかかったため、下山。
素晴らしい登攀だった。