2020年1月22日水曜日

八ヶ岳・濁河温泉・宝剣岳でアイスクライミング

日程:2019.12.28-2020.1.5
参加者:ウノ(L).センダ.スミ


12/28 京都〜八ヶ岳の麓
快活クラブへ。からくりサーカス、鬼滅の刃、焼きたてジャパン、うしおととらなどを読んでしまい、睡眠時間が削られる。カード認証の個室/朝飯とドリンクバー付き/漫画読み放題/シャワー無料/臭くないし綺麗、で一泊2000円。ハイクオリティに思わず唸った。


12/29 南沢小滝 晴
南沢小滝で遊ぶ。2018年2月に来たときに比べてとても痩せていた。痩せた氷に人が群がってロープを垂らしてあーだこーだ言ったり登ったりしている様相は、烏帽子岩を彷彿とさせた。我々もその一員となってキャッキャ遊んだ。ヘッデン行動で行者小屋へ。


12/30 裏同心ルンゼ 曇のち吹雪
苦労することなく突破。ただ、ウノさんが必要以上にフリーソロを敢行していて恐ろしかった。31日は荒れるので一旦下界へ降りることにする。下山中に近道をしようとした結果、全てが悪いほうへ転がり、美濃戸山荘~美濃戸口を二往復することになった。夕飯は牛角を追い出されてバーミヤン。


12/31 快活クラブ
ピックを研いで漫画を読んだ。
昼にハルピンラーメン、夜にいきなりステーキと堕落した一日。


1/1 濁河温泉はもずしエリア 晴のち曇
私の道案内ミスで1時間ロス。いつまでも道案内が下手すぎる。はもずしエリアはゲレンデアイス。八ヶ岳みたいに人がゴミゴミしておらず、というか、この日は我々以外誰もおらず、快適に登りこむ。バーティカルアイスでのスクリューのセットや登り方などなんとなくわかってきた。奥にある仙人滝を見に行ったが、ゴリゴリ水が流れていた。やはり気温が高すぎる。この日は自〇空間泊。とても臭く、防音皆無どころか上からのぞき込める個室、サービスも微妙。快活クラブが恋しかった。夕飯ははま寿司だった。ウノさんありがとうございます。


1/2 宝剣岳サギダル尾根 晴
ロープウェイで一気に千畳敷へ。人がいっぱい。浄土乗越への行列が行列している。天気は良好。概念把握は適当。なだらかな尾根を詰めると先行2人パーティは正規ルートの核心と思しき急峻なリッジをロープを出して登っていた。順番待ちは嫌なので、我々は左のルンゼ状から登ることにした。センダさんリードで1ピッチ。凍った草付きを快適なダブルアックスで突破した。危ない縦走路を辿ってなんちゃら山荘に到着。山荘裏に幕営。


(サギダル尾根)

(危ない縦走路)


1/3 停滞 吹雪
行動できると思ってたが、行動出来なかった。風強すぎ視界悪すぎ。良く寝る。


1/4 宝剣岳F沢
メインディッシュ。出だしのアイスカーテンがささやく「期待していいよ♡」。1p目ウノさんリード50m。傾斜は緩いので特に難しくはないが、なんか下に水が流れている。終了点はナッツと浅効きの.75カムで嫌な感じだった。そしてこの先は埋まっていてアイスは無かった。テクテク歩いていると時々下から水流の音が聞こえて風流である。この標高でも凍らないンダナア。F沢を抜けて極楽尾根と合流するところらへんの斜度の強い氷結岩稜のフリーソロは「あ、俺アルパインぽいことやってる」と思った。
昼過ぎにロープウェイで下山しようと駅まで下降したら、ロープウェイが停止していた。これによりセンダさんのシューロン(※)がニンニク漬けの仔猫になった。
※修論





1/5 中御所登山道より下山~京都
夢を見ていた。クマさんと美少女が人助けする物語だった。だが現実は耐風姿勢が意味をなさない爆風の中、這いつくばって稜線を進んでいる。結局シューロンは助かった。
(風ツヨツヨ)